インターネットの時代において、顧客の生の声を分析することが重要とされています。アンケートやコールセンターに蓄積された消費者の生の声(定性データ)は、それをテキスト分析することで、本当に今のマーケティング手法が有効なのか自らに問いただすことができます。
これまで、音声のデータからお客様のニーズやクレームを把握するためにはひとつひとつの音声を再生し、人力でテキストに起こし、その膨大なテキストデータをもとに、ようやくマーケットの分析を行うという、非常に効率の悪いものでした。余裕のある企業ならまだしも、中小企業ではそのようなデータを有効に活用できていないことのほうが多かったと思います。
人力では煩雑だったものが、テキスト分析ツールを使うことで、膨大なデータから、ひとつのまとまった結論を導くことが容易になるわけです。もちろんあくまでツールですのでそのデータをいかに活用するかはマーケッターの判断が必要になりますが、ある程度きまった分析フローを作り上げれば知識やスキルのない人でも、データを取り扱うことができるでしょう。
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