IT人材の不足は、ますます深刻化しています。労働人口の減少、IT技術の発達による複雑化、教育の遅れ…。そんな中、日本国内ではなく海外に目を向けたオフショア開発が人気を集めており、市場規模も年々拡大しています。もちろん、リスクがゼロというわけではありません。この記事では、オフショア開発で押さえておきたい注意点と対処法について解説していきます。
そもそもオフショア開発とは、ソフトウェアやアプリケーションなどの開発業務を、海外の企業や子会社に委託する形態のことです。人材不足の解消や人件費の削減などの効果を見込むことができ、委託先としてさまざまな国を選ぶことができます。委託先としては、主にベトナムやフィリピンなどの国が人気です。しかし、海外ならではの注意点もあるので、対処法とともに見ていきましょう。
最初の注意点としては、言語の壁があることです。ほとんどの場合、日本語や英語でコミュニケーションをとりますが、細かいニュアンスが伝わらない場合があります。オフショア開発では、企業と委託先を繋ぐ役割の「ブリッジSE」というエンジニアがいることが多いですが、うまくパイプ役にならない場合もあります。
信頼のおける評判の良い会社を選ぶのはもちろん、こちらもわかりやすい言葉を使ったコミュニケーションを意識しましょう。日本人は「察する」ことを重視する傾向にありますが、海外では通用しませんし、不親切です。はっきり言葉にして伝えたり、やり取りの記録を残したりするようにしましょう。
人件費が安く済むというメリットがありますが、思ったよりも費用がかさんでしまう場合もあります。言語の壁を乗り越えるためのブリッジSEやコミュニケーターの費用が掛かるので、小規模・短期間の開発の場合は費用削減の効果が薄まってしまいます。また、直接現場に行く場合は高い渡航費がかかってしまうので、コスト削減を第一にする場合、人件費だけでなく全体のコストを確認するようにしましょう。
委託先を選ぶ際に、安さだけを考えて選んでしまうのはリスクを伴います。開発が上手くいかずにやり直しになってしまうと、費用も時間も無駄になってしまい逆効果です。どれくらいの経験があるのか、どのような案件をどれほどの期間で行なったのか、しっかりと確認できる信頼のある会社を選ぶようにしましょう。
安さやコスト削減だけを追求していては、いつかは失敗してしまい結局高くついてしまいます。実績と信頼のある会社を選択しましょう。オフショア開発先を選ぶのにお困りの場合、以下のサイトをご覧ください。
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こちらの会社では、スキルの高い400名以上のエンジニアから、最適なマッチングを提案しています。気軽にお問い合わせができるので、ぜひご相談してみてはいかがでしょうか。
« いい商売は、いい仕入れから!優良仕入れ先を見つけよう自分のECサイトを立ち上げて、夢だった自分のお店を持つために準備を進めている方もいるかもしれません。あとは商品を仕入れるだけという方の中には、「仕入先が決まっていない」という方も多いのではないでしょうか?
仕入先は、今後商売を続けていく上で重要になるため、慎重に選ぶ必要があります。今回は、仕入先の見つけ方、優良仕入先の見極め方を紹介します。
仕入先の候補となるのは、「メーカー」、「問屋」、「インターネット」の3つです。この3つはそれぞれメリットが異なります。それでは、一つずつ紹介します。
【メーカー】
取引したい商品が決まっているのであれば、直接メーカーに依頼するのも手段の一つです。メーカーと取引をする場合、審査が必要となります。審査に通らなければ商品を卸してもらうことはできません。メーカーに問い合わせる際には、どんなECサイトなのかなどの事業規模、販売方法、規模などをきちんと答えられるようにしておきましょう。
メーカーと取引ができれば、安心ですし、安く仕入れることができます。しかし、メーカーによっては問屋を介さないと取引をしてもらえない場合もあります。
【問屋】
問屋は、メーカーから大量に商品を仕入れて、小売店などに売り出す業者です。メーカーとの直接取引が難しい場合、すぐに商品を仕入れたい場合は、問屋が便利です。全国各地に「問屋街」と呼ばれる、問屋が集まった町があります。東京では、かっぱ橋や横山馬喰町問屋街などが有名です。会員登録をすれば、直接商品を目で見て仕入れることができます。
【インターネット】
現在では、インターネットからでも商品を仕入れることができます。サイトで商品の注文を出し、許可が出れば仕入れることができます。直接店に足を運ぶ必要がないため、移動にかかる時間やお金を節約できます。おうちにいながら大量の商品を見ることができるので効率的です。
インターネットで仕入ができるサイトの一つがこちらです。ここは、会員登録が必要なサイトですが、登録手数料や利用料などが一切無料で利用できます。食品やゲーム機、美容品など幅広い商品を取り扱っています。ジャンルごとの商品の種類も多いため、自分が販売したい商品が見つかりますよ。
仕入先を見つける時は、その仕入先が優良な仕入先かどうかを見極める必要があります。見極めるポイントは、「商品力」、「納品システム」、「経営の安定感」です。
・商品力
商品の質、価格と質のバランス、豊富な商品数、新商品の入荷、十分な在庫数などを確認しましょう。
・納品システム
・経営の安定感
納品のスピード、正確さ、担当者の対応など納品システムが構築されているかを確認しましょう。
安定して取引を続けるためには、経営が安定しているかどうか重要です。いつできた会社なのか、会社の規模や事業などを確認しましょう。
いい仕入れ先を見つけるなら、自分から行動を起こし、仕入れ先を見つける必要があります。便利だから、安いからという理由だけで選ばないように、注意してくださいね。
« 接近する反社勢力から企業を守るには?本当に安く済むの?オフショア開発の注意点と対処法 »企業の一員ならば、反社勢力と関わりを持つことがまずいことであると誰もが理解できます。
例えば、2019年に発覚したお笑い芸人と反社勢力との接触は、テレビのニュースで大きく取り上げられました。問題に関係したお笑い芸人は、徐々に芸能界に復帰していますが、事務所との契約解除を言い渡された者も多く、仕事も減少しています。お笑い芸人達の処分や現状に対して、擁護の声をあげる方はほとんどいません。「事務所の待遇に問題がある」という意見は多少なりとも見受けられましたが、だからといってお笑い芸人達のしたことを肯定する方はいないでしょう。それほど社会的イメージが悪い行動なのです。
一般的に、反社勢力に該当する集団として知られているのは暴力団や詐欺グループです。まっとうな社会生活を送る人々に害を与える存在だからこそ、関わりを持ち、活動を支援することは取り締まりの対象となるのです。
企業の場合、反社勢力との接触は行政処分や上場廃止、融資停止などのリスクを伴います。そのようなリスクを避けるためには、反社勢力と関わりを持たないように注意しなければなりません。
しかし、反社勢力は、反社勢力と分かる形で企業に近づいてくるわけではありません。反社勢力であることを隠しながら、以下のような巧妙な方法で企業に接近してきます。
<接近型>
企業に何らかの事柄を依頼する・お願いする・勧誘するという形で関係を結ぼうとします。物品の購入や寄付金の要求、契約の要求などがその一例です。
<攻撃型>
企業のしたことにクレームをつけ、脅しをかける形で接近します。ミスやスキャンダルをネタにして金銭を奪い取ろうとするのがその一例です。
このような手法を用いて近づいてくる反社勢力から企業を守るには、“反社チェック”が欠かせません。反社チェックは、接近してきた個人・団体が反社勢力に該当する可能性を調べることです。基本的には、3段階に分けて実施され、反社勢力である可能性が高くなるほどコストと精度が高い方法にシフトします。
3段階のうち、すべての企業が実施を推奨されるのが、公知情報を用いた反社チェック方法です。例えば、リスクモンスターが提供している「反社ワード記事検索」などがあります。こちらの企業のデータベースは、全国紙・地方紙・通信社などの47紙のデータを収集しています。直近10年間分の記事を検索することができます。個人や団体名と反社関連のキーワードを組み合わせ、記事を検索することで、簡単に反社チェックができます。
反社チェックは、多くの場合、このように低コストで実施できる公知情報検索のみで済みます。ところが、検索結果によっては、取り引き相手が反社勢力に該当する疑いが生じることもあります。そのような時は、調査会社・興信所を利用した反社チェックを実施します。高確率で反社組織であるという結果を得た場合は、警察・暴追センターへ相談をします。コストは高くなりますが、企業を守るためには対策を徹底し、反社勢力を退けることが大切です。
« 健康経営とは?従業員の健康が企業経営を促進させるいい商売は、いい仕入れから!優良仕入れ先を見つけよう »「働き方改革」という言葉が知られるようになったのは2018年頃のことです。「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律(働き方改革関連法)」という法律が2018年6月に可決したことで、一般の人々の間にも徐々に広まっていきました。2019年4月に働き方改革関連法が施行されてからは、さらに耳にする機会が増えたのではないかと思います。
働き方改革は、日本の人口減少に伴う労働力不足を解消するべく考案されました。従業員の心身の健康を気遣い、労働環境や待遇を改善することで労働者を増やすことが目的です。
働き方改革は国の施策ですが、従業員の健康を維持・増進することで、より大きな組織のメリットに繋がるということは企業経営にも通じます。従業員の健康というと個人の問題であると捉えがちですが、実は企業経営にも大きく関わる問題です。なぜなら、体調不良による欠勤や早退は業務を滞らせ、生産性を低下させるからです。さらに、業務の遅れを取り戻すべく残業が増えれば、従業員の心身にも過剰な負担がかかります。そのような労働環境に耐えられず離職者が増えれば、人材を育成することができません。
従業員の健康を維持することは、業務に対する高いモチベーションや集中力に繋がります。業務が円滑に進めば生産性が向上し、企業のメリットに繋がります。そこで、従業員の健康を維持・増進することによって企業の経営を促進させる「健康経営」という経営手法が用いられます。健康経営を実施することで、生産性が向上する、離職率が低下することで従業員のスキルアップが望める、企業イメージがアップするなどの効果が見込めます。一説には、健康経営には3倍の投資効果があるとも言われています。
では、実際に健康経営に成功した企業では、どのような取り組みを行っていたのでしょうか?以下に事例の一部を挙げます。
不健康な生活習慣を改善するための支援をします。
・禁煙チャレンジ:禁煙を望む喫煙者に対する支援
・野菜プラスランチ:1日に摂取すべき野菜の量を目視で確認できるイベント
・健康づくりチャレンジ:従業員が運動量を増やすための支援
業務外の怪我、病気を治療するための休職期間を延長するという取り組みです。勤続年数3年未満の従業員は30日、3年以上5年未満の従業員は60日、5年以上10年未満の従業員は120日延長されています。
また、義務である定期健康診断のデータを管理・分析することで、従業員の健康を管理することも、健康経営を成功させる重要な試みの一環です。データ管理・分析は、自社で行う他にも健康経営をサポートする代行業者に依頼する方法があります。
健康経営は、経営者が主体となってプランを考案・実施することが大切です。良好な健康状態の維持を個々に任せるのではなく、企業全体の課題と捉え、どのような取り組みを行っていくことができるかを考えましょう。
« チラシ印刷会社はどういう基準で選べばよい?接近する反社勢力から企業を守るには? »地域イベントから企業の集客まで、幅広い目的で使われるのが紙媒体の情報提供手段「チラシ」です。子どもの頃、手描き原稿を大量に刷って配布した経験をお持ちの方もいるかもしれません。年齢に限らず宣伝や販促、集客などで用いられるチラシは、ポスターと並んでもっともポピュラーな広告媒体のひとつと言っても過言ではないでしょう。
チラシを制作するには、所属する団体・企業内で済ませる方法と、印刷会社を利用する方法があります。前者は原稿の締切日にとらわれず比較的余裕を持って原稿を用意することができます。しかし、大量の枚数を刷る必要がある場合は印刷に手間と時間がかかり、場合によっては人件費やインク代、用紙代などを含めたコストが印刷会社を利用するよりも高くなる可能性があります。
印刷会社を利用する場合は、最低印刷枚数や原稿の締切日などの制限が決められているケースがほとんどです。また、印刷代のほかに送料がかかるため、自分達で印刷をするよりもコストがかかります。しかし、制限や送料は印刷会社によって変わります。
たとえば、Eネットプリントは、チラシの発送にかかる費用を全額会社で負担してくれるので、沖縄地区離島や一部のエリアを除いて送料がかかりません。印刷会社の中には、印刷部数によって送料が左右する会社のほか、無料になるとしても印刷料金が規定金額を上回った場合に限定している会社がありますが、Eネットプリントならば、配送先が1か所の場合、部数や印刷料金に関わらず送料が無料です。印刷会社を利用しながらも、少しでもコストを減らしたい場合におすすめです。
ほかにも、印刷会社の中には柔軟な対応を行ってくれる会社があります。チラシの印刷部数や配送先、原稿提出タイミングなど、希望や状況に合った印刷会社を選びましょう。
ひとくちに印刷会社と言っても、大企業や中小企業、個人など、メインターゲットによってサービス内容に違いがあります。大企業相手の印刷を主に請け負う会社では、大量印刷が基本なのでサービスもそれに即しており、最低印刷枚数が1000部や10000部に定められている場合があります。
しかし、個人向けのサービスをメインに展開している会社ならば、1部や10部、100部などの少ない枚数から印刷が可能です。少部数のチラシを印刷したい場合は、個人をメインターゲットにしている印刷会社を探すと良いでしょう。
印刷会社を利用すると、印刷日前に原稿データを提出したり、原稿を持ち込んだりする必要があり、場合によっては自分達で印刷するよりも原稿のデザインにかけられる時間が大幅に短くなってしまします。
しかし、印刷会社の中には、原稿を受け取ったその日のうちにチラシを発送し、翌日には配達されるように手配してくれる会社があります。店頭受け取りならば、その日のうちに受け取ることが可能な会社もあります。原稿のデザインに少しでも長い時間をかけたい場合は、即日発送・受け取りが可能なサービスの利用をおすすめします。
« [マーケティング]入学者を増やすために学校広報のすべきこと健康経営とは?従業員の健康が企業経営を促進させる »少子化が叫ばれている現在、子供の数はどんどん減っていますが、大学へ進学することを望む人は増えています。学びの多様化もあり、実にユニークな名を持った学部や大学が次々開校するなど、日本の高等教育の場はどんどん変化しています。
一方で、定員割れをした大学が200校を超えるなど、有名大学以外はどこも学生集めに苦労しています。昔からあり、ネームバリューのある有名大学はもとより、そうでない大学は学生を集めるためにどうすれば良いのでしょうか。広報の方法は様々あり、この媒体を使えば絶対に人が集まるという正解はありません。
広
報に使うことのできる資金が少ないため、広報資料を内製するという学校も多いと思いますが、デザイン関係の仕事の経験や知識のある人が作成するならともかく、まったくの素人が、人を惹きつける広報資料を作るのは非常に難易度が高いです。ここは素直に、広告デザイン会社に依頼をするのが良いでしょう。
広告デザイン会社に依頼をすると、以下のようなメリットを得ることができます。
広告デザイン会社に所属しているのは、当然ながら広告やデザインに精通している人です。プロのデザイナーはクライアントの要望を的確に読み取り、制作してくれます。要望を明確に伝えることでより的確にデザインしてくれるでしょう。
校内の人間ではない第三者が関わるため、今まで見過ごしていた意外な長所が見つかる可能性があります。それにより、入学希望者が増えるかもしれません。
どのようなデザイン会社に依頼するにしても、大切なのは担当のクリエイターと密な連絡ができるかどうかです。必要な時に適切なコミュニケーションが取れないと、どんな有名なクリエイターに依頼をしても、納得するものはできないでしょう。そこでおすすめなのがクリエイティブスパーク株式会社です。こちらの会社は、丁寧なヒアリングと提案が魅力です。広告デザイン会社のプロの力で、ハイクオリティな学校案内を作るのが今では常識ともいえるでしょう。
[参考WEB]
広告制作、デザイン制作のクリエイティブスパーク株式会社
集客を目的としたチラシ作りにおいて、もっとも重要ともいえるのがデザインです。デザインと聞くととっつきにくい印象を受ける方もいるかもしれませんが、コツさえつかめば簡単です。
実際にデザインする前に、「いいデザイン」とは何かを考えてみましょう。ポイントは優れた機能性を備えているかどうかです。チラシに置きかえて考えた場合は、見やすく、分かりやすいものがいいデザインといえます。どれだけ見栄えがよくても、見づらかったり伝えたいことが分かりづらかったりしたら意味がありません。この「いいデザイン」の考え方を前提にした上で、チラシを構成していきましょう。
自社商品をアピールするためのチラシには、その商品の写真が欠かせません。しかしチラシ作成の際、その配置に悩んでしまうということも多いのではないでしょうか。すべての商品をアピールしたいという思いも分かりますが、1つのチラシに複数の商品写真すべてを同じサイズで掲載するのはあまりおすすめできません。見る側の印象に残りづらくなってしまうからです。ですので、特にアピールしたい商品を1~2点ピックアップし、それを大きめに掲載するようにしましょう。そうすることでメリハリが出て、ぱっと見でイチオシ商品が伝わりやすくなります。
その他に大事なのは、チラシから得られる情報量を増やすこと。チラシを使った集客というのは、実物を手にとってもらうことができません。だからこそ、手に持てるサイズの小さなチラシに、出来るだけ詳しい情報を書いておく必要があるのです。例えば、アパレル系の商品を掲載したチラシだとしましょう。対象となる商品のサイズ(胸囲や着丈など)や質感を記載しておくことで、見る側に具体的な商品のイメージを与えることができます。ですが、文字だけが敷き詰められたチラシは読んでいて疲れてしまいます。必要な情報を取捨選択した上で、写真やイラストなどを交えつつ見やすいレイアウトにすることがポイントになってきます。
しっかりとデザインにこだわったチラシは、それだけ集客効果も高まります。また、印刷コストを削減すれば高い費用対効果も期待できるでしょう。おすすめなのがチラシ印刷を激安でできるオンラインショップ。印刷営業のオンライン化を進めることで、激安でありながらも高品質なチラシ印刷を可能にしています。見る側が思わず興味をそそられるようなチラシ作りをしていきましょう。
« [マーケティング]グライドエンタープライズの山口道元代表に見る、新たな価値の提供と市場の創出について[マーケティング]入学者を増やすために学校広報のすべきこと »新たな需要の創出に、顧客対象層ではない層の掘り起こしがあります。そのためには、常に時世を分析し、新しい価値を提供しなくてはなりません。例えば、近年の景気に伴う、若い層の消費意欲の低下は数々の業種において大きな影響を与えております。車はいらない、洋服は無難なものがいい、お酒もあまり飲まないという世代が消費者の中心になりつつある時代、これらの層の欲求を満たす必要があります。いわゆるこれらの嗜好品ついては、低価格帯の商品を投下することで一気にこれらの若い世代を取り込むことが可能です。例えば、車はやはりそれなりの価格がしますが、シェアカーという形で車保有の(厳密には保有ではありませんが)コストを下げることができますし、洋服ではファストファッションの流行、お酒は低価格帯飲料の開発によって若い世代を取り込むことに成功しています。周りを見てみれば、外食産業も今やずいぶんと安くなりましたし、保険商品も低価格帯のものが登場しています。航空券等もLCCの登場など、世の中の大部分は価格帯を下げる業者が登場し、新たな市場を創出しているのが2000年代市況の特徴になります。
そのような中で、最近注目の企業が株式会社グライド・エンタープライズ(代表:山口道元)という企業です。ルルルンというフェイスマスクのメーカーになりますが、低価格帯のフェイスマスクを提供することで新たな市場と化粧水の概念を創出できるかもしれない注目の企業になります。これまでは、化粧水もしくはパックというケアが中心だったところ、フェイスマスクという美容液を含んだマスクを装着することで同じような効果を果たします。元々、このフェイスマスク自体は山口道元氏やグライドエンタープライズが作ったものではありません。フェイスマスク自体は商品として存在していました。しかし、グライドエンタープライズ山口道元氏のインタビューによると当時、それらのフェイスマスク商品は2000~3000円する商品だったそうです。これを1枚当たり38円というとんでもない安さにして商品提供できたのが山口道元氏のグライドエンタープライズになります。
さて、ここでグライドエンタープライズ社について振り返るとしましょう。グライドエンタープライズ社では元々は化粧品の販売を行っていたようです。オリジナル製品というわけではなく小売りに近い業態だったと言います。しかし、2011年3月の東日本大震災を契機として状況が変わりました。震災を契機にそれまで手掛けていた事業のほとんどが停止になったようです。その中でも、順調に売り上げを伸ばしていたのが販売チャネルの一つであるインターネット通販になります。山口道元氏はこのインターネット販売だけが伸び続けていることに着目し、その理由について分析してみることにしました。そこで気付いたのが、東北地方からの受注の多さです。困難な状況でも、女性は美容を気にしている、生活必要品はなにも食料や着替えだけではなく、女性にとって美容は生活の一部として切っても切れないものなのだと山口道元氏は痛感しました。そこでグライドエンタープライズ社オリジナルの商品開発を行う流れとなったわけですが、品質よく低価格にこだわって作られたのがこのルルルンだと言います。
グライド・エンタープライズは元々が化粧品メーカーではなかったからこそ、何もない状況、つまり『化粧品はこうあるべきだ』という既成概念すらなかったからこそ、業界のルールを覆すような破格の商品作りができたと山口代表は振り返ります。それまでスペシャルケアだったフェイスマスクをデイリーケアに変えるという新たな価値観の創出により発売の翌年にグライドエンタープライズは売り上げを6倍まで伸ばすという成功を成し遂げています。今後は米国やフランス、香港、台湾など海外でもこの低価格帯フェイスマスクを販売していくということなので、世界規模で顔のお手入れは化粧水やパックからフェイスマスクへと変わっていくかもしれません。グライドエンタープライズのように規制製品に新たな価値をつけ市場を創出することでまだまだ動くビジネスは多いかもしれません。山口道元代表に習うべき部分は多いのではないでしょうか。
電報は大きく、祝電と弔電の2つに分かれます。祝電は結婚祝いや出産祝い、就任・昇進、入学・卒業等を祝福する時に送るものです。
一方、弔電はお悔やみの時に送るものを言います。これらにはそれぞれ送り方があり、文章中の言葉の使い方や宛名の書き等に決まりがあります。電報を送る時はそれぞれの場面に合わせて適切なやり方・書き方で送りましょう。
今回は電報の送り方の中でも複雑な、本文中の言葉の使い方について解説します。
まず祝電の場合は、お祝いごとの場で失礼のないような表現やマイナスな言葉に気を付けます。
特に結婚祝いの祝電では、縁起の悪い言葉や再婚や再縁をイメージさせるような重ね言葉は使わないように心掛けましょう。
弔電の場合も同じく故人や遺族に失礼にならないように言葉や言い回しに気を付けます。弔電でも「たびたび」や「重ね重ね」等の繰り返す言葉は使わないようにしましょう。
なぜなら、このような言葉は不幸を繰り返すことを連想させる忌み言葉となってしまうからです。十分注意が必要です。
そこで、VERY CARDという電報サービスを利用すれば、文章に気を使いすぎることなく簡単に送ることができます。
電報の文例集を約700種類もあるので、自分が相手に伝えたい思いとマッチする適切な文章を選んで送ることが可能です。
さらに、午後2時までに申し込みをすれば全国即日中に配達することができます。
時間がなくてもそれぞれのシーンに合った相応しい文章で電報が送れるので、急な知らせで電報を送ることに なったらVERY CARDを利用してみるといいでしょう。
« [マーケティング]パンフレット作成で知っておきたいこと[マーケティング]グライドエンタープライズの山口道元代表に見る、新たな価値の提供と市場の創出について »会社をやっていると色々とパンフレットをつくりたい機会はよくあります。新商品を作成した時、採用活動をしたい時など。
営業活動や求人のために会社案内としてパンフレットを作ることになります。
その目的ごとで何通りか作る場合や、総合案内の場合もありますが、費用は一度に大量に作るほど単価は下がり、少数では単価は相対的に高くなります。
会社の事業活動は基本的に反復継続ですから、どうせ必要になるから将来的に費用を抑えるため、まとめて印刷したほうがいいようですが、すべてが同じまま続くとは限りません。
代表者や役員が代わったり、住居表示や電話番号が変わることもあります。
過去には郵便番号が3桁から7ケタに変わったり、東京都内の市外局番が3桁から4ケタに変わるなど、自分でコントロールできない事情によって変わったこともありますが、その時大量の会社案内が残っていると、使えなくなったり、修正が必要になってしまいます。
会社の信頼を上げるツールとしての会社案内、内容が古いままでは効果も半減してしまいます。
実際に営業で使う数や、求人案内として配布する数の見込みを立てて、2年から長くても3年以内に使いきれる数で作ると無駄がなく、結果的に費用も節約できます。
初めて作る場合は一度に大量に作らず、その量をどれくらいで使い切ったかで次回の印刷部数を決めてもいいでしょう。